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7/26/2010

St. Mary Mead

 わたしは、ミス・マープルみたいに人間をじっと観察しているBetty。この町は、セント・メアリー・ミード村みたいに事件こそないけれど、すべての答えがひそんでいるのかもしれない。

 早朝5時過ぎ出発の散歩が続く。Dennyの歩き方練習も続く。
 一緒にはしゃいで引っ張ってしまうので、私までトレーニングのし直しをさせられている。正確に言うとパパの散歩特訓というべきかも。

どっちがどっちでしょう?

 早朝散歩仲間には、Dennyの人間の赤ん坊の友だちもいる。きれいなママと小さな小さな黒いプードルの女子と一緒に、遠くからDennyを待っていてくれる。

 この犬は実はCookieの友だちだった。とてもこわがりで恥ずかしがり屋なのに、なぜかCookieにだけはあいさつしてくれた。
 「弱虫仲間だね」ってあの頃連れていたおばあちゃまとうちのママが笑っていた。

 小さすぎるこのプードルは、小さすぎるラブのわたしのことは、ちょっとこわいみたい。
 でも、なぜか大きすぎるDennyには平気。あいつもいい子ぶっておとなしくしている。犬好きの坊やにもさわらせ放題。お散歩をお願いできるぐらい大きくなるのは何年後かな?

わたしは驚かせちゃうから遠くから。

今年初のせみの抜け殻だ!

 最近この町はお別れが多くて、ママは元気が足りない。でも、ぷつんと終わってしまうのではなく、そこからまた新しいつながりが次々と生まれていくみたい。だから、歩こう。おはようってあいさつしよう。

 空の上のみなさん、こっちの若いこどもたちは仲良くやっていますよ。どうみても弱虫仲間じゃないけれどね。

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