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9/09/2010

The final milk tooth?

 わたしは、ここしばらくDennyの血なまぐさいガブガブ攻撃に耐えに耐えてきたBetty。

 きのう、めでたく最後の乳歯と思われる右上の犬歯が抜けた。雨で退屈しているわたしたちに、新品のおもちゃたちが支給されたおかげだ。

天然ゴムで音がなるおもちゃ。
良い子と悪い子の組み合わせらしい。

 それぞれ遊べるようにひとつずつ渡されたけれど、ママは全くわかっていないみたい。他の犬のおもちゃを横取りするから楽しいんであって、並んでおもちゃをかみしめ合って何がうれしいんでしょ。ジャーキーやガムなら別だけれどね。

 わたしたちはファイターなの。ほうら、これ、欲しいでしょ?

 にらみあってバトルスタート!まずは赤!つぎは青!豪雨をかき消すうなり声をあげつつ、リビングから廊下、玄関、各寝室を争いつつ駆け回っているうちに、青い目玉親父みたいなおもちゃが血まみれになってたってわけ。

 そして、最後の犬歯が落ちていた。小さな犬歯。とらママのおっぱいを痛めつけ、兄弟と噛み合い、わたしののどにくいこんだ最後の乳歯のはず。

よく働いた良い子の青いおもちゃ。
しかし、良い子は噛まれ弱かった。

 これで立派な少年Dennyになったはずなのに、そうはいかないみたい。

 今日、ママがコストコに恒例の買出しから帰ってきてみると、なぜかクレートの前は細かな青いプラスチックのかけらが散乱。Dennyの前足は濡れてべたべたで、出せ出せ~と絶叫していた。

 わずか2時間のお留守番に退屈して、クレートを破壊しようとしたらしい。なぜ足が濡れていたのかは不明。指しゃぶりみたいなやつでしょうか?特にかゆいような様子もない。

 わたしは玄関のマットの上で待っていたから、詳細は知らない。赤ちゃん帰りしたのかもね。だって、今まではお留守番なんか平気だったじゃない。

 わたしだって赤ちゃんの時、夕方最初にCookieと散歩に行くママが許せなくてクレートを壊そうとした。でもプラスチックじゃなくて、もっと硬いスチールの扉と格闘したんだから。30分後帰ってきたら、黒い塗料が大量に散乱していて、わけがわからずママは絶叫したっけ。
 まだまだ甘いわね、ゴル坊や。

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