ぼくは2度目の春を迎えたDenny。去年の春の今頃は、兄弟たちとおっぱい争奪競争に明け暮れていた。
たぶんぼく。Aoaoと始めての出会い。
この春は厳しい試練をこの世に与えて、誰もがあたりまえだと思っていた毎日が突然失われてしまった。みんなで支えあってじりじり立ち上がろうとしている今、ようやく陽射しが明るく暖かくなって、桜も咲き始めているね。
昔の中国の詩人のように、人間は春の花から若い生命を連想するんだって。
何があっても若い世代は活き活きと前進していく。むこうみずで危なっかしいところもあるけれど、どんどん開花して実をつけてください。しっかり上の世代がサポートするから、新しい世界を作っていってください。
昔の中国の詩人のように、人間は春の花から若い生命を連想するんだって。
Cookieの思い出に育てた南京花桃
1年前の温室育ちのころ。
今年もまたつぼみをつけました。
今年もまたつぼみをつけました。
花後、ベランダ育てたので開花はゆっくり。
白いほうの花のつぼみもふくらんできた。
このぼく、少年Dennyにママが贈ってくれた詩は白居易の「春夜」の一部。
背燭共憐深夜月 燭を背けて共に憐れむ深夜の月
踏花同惜少年春 花を踏みて同じく惜しむ少年の春
精進をさぼって仲間と遊んでばかりじゃいけない。あっという間に若い時は過ぎていく。でも毎日こんなに楽しいんだよ。ねえ。
踏花同惜少年春 花を踏みて同じく惜しむ少年の春
精進をさぼって仲間と遊んでばかりじゃいけない。あっという間に若い時は過ぎていく。でも毎日こんなに楽しいんだよ。ねえ。
濃いピンクのほうの花は咲きはじめています。
さあ、冬は終わりました。
娘盛りのBettyにはこの古い詩を。花も恥らう、もうすぐ3歳。
カブトムシの妹みたいだったパピーBetty。
桃之夭夭 桃の夭夭たる
灼灼其華 灼灼たり 其の華
之子于帰 之の子 于に帰がば
宜其室家 其の室家に宜しからん
灼灼其華 灼灼たり 其の華
之子于帰 之の子 于に帰がば
宜其室家 其の室家に宜しからん
Anny&Juddyのママからいただいたイチゴの苗。
つぎつぎと色づいていますが、
ベランダの常連のムクドリが食べちゃう。
さて、気だけ若いパパとママは劉廷芝の「代悲白頭翁」をもう一度読んで、よく考えてください。この詩がこたえる年齢になったのです。無理して若い世代と張り合わないで、一歩引いてしっかり支えてあげてくださいね。正直言って全文読むといささか落ち込むので、ほんのさわりだけ。
年年歳歳花相似 年年歳歳 花相似たり
歳歳年年人不同 歳歳年年 人同じからず
寄言全盛紅顔子 言を寄す 全盛の紅顔子
應憐半死白頭翁 応に憐れむべし 半死の白頭翁
此翁白頭眞可憐 此の翁白頭 真に憐れむべし
伊昔紅顔美少年 これ昔 紅顔の美少年
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