わたしは、もう一週間も弟とバトルしないで見守った、超おりこうBetty。ぴっぱりっこしないようにおもちゃも全部隠されたので、本当に地味な毎日だった。
でも、散歩に出るといろいろなことに出会う。今朝はスタンダードプードルのLiliの新しい家族に会った。Mr.マックがそばで見守って、小学生のお兄ちゃんがみごとに散歩させていた。
Mr&Mrsマックは亡き黒ラブの王様マックの頃から、我が家とはお互い3匹目のお付き合いになる。Cookieの初恋の王様マックは、本当に大きくて格好よかったんだって。お目にかかりたかったなあ。
VivienはLiliより一回り大きくて、実に優雅にわたしたちのあいさつを受けてくれた。あまり引っ張らずに上手に歩くとか。聞いている?Denny & パパ?
丹波の山の中でのびのびと育ったらしいけれど、ここに来るまでどんな事情があったのかしら。でも、このクリスマスは素敵な家族と一緒だね。
わたしは強気のLiliの妹分のつもりなので、これからVivienにもついて行きます。この町を一緒に練り歩きましょう。でも、Dennyはとろいからお留守番ね。
さて、朝からこのすばらしいニュースにごきげんになったパパとママは、ひさびさに美術館の旅に出た。
まずはホテルオークラ集古館で開催されている「マイセン西洋磁器の誕生」。いつもお世話になっているAnny & Judyの飼い主さんの器が貸し出されて展示されている。詳しくは彼女のブログから。改めて拝見すると、本当に品のいいセピア色だったとか。花の繊細な描写は見事。派手な色につい惹かれてしまうママには、いい勉強になりました。
そしてなぜか、ママは「パグを抱くクリノリンスカートの婦人」という磁器の置物のパグに注目。頭が小さくて足が長い!250年前上流階級の愛玩犬だったというパグも、そのスタンダードはだんだん変わってきたのかしら?
それから「犬追物図」にわたしによく似た黒い犬がいるって。ってことは、わたしが獲物?サムライ日本は犬的に間違っている。
お昼はNEZU CAFÉ。昔のサンルームがあった場所に作ったとか。庭園の紅葉を見ながら軽く食事を取ることができる。極めてシンプルなお店です。
巨大エリザベスカラーに追い立てられ続けのママには、ひさびさの人間らしい世界だったみたい。さあ、あと2日。抜糸までがんばって!