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11/29/2010

Laparotomy

 わたしは、とばっちりを受けやすいBetty。今日Dennyは朝ごはん抜きで病院に行かなくてはいけなかった。

 実は、ママはこの時を恐れていたんだ。わたしの朝ごはんをどのタイミングで与えるか、これが難しい。いつも一緒に同じことをしたいわたしたち。話してわかる相手じゃない。

 いつもは散歩の後、7時過ぎにごはんを食べるんだけれど、いつまでたっても散歩にもいかないし、ごはんも出てこない。朝ごはんを食べている人間のそばできちんと座っていれば、ほんの少しパンの耳やりんごをもらえるはずなのに、今朝は妙にガードが固い。

 あの、手術するのはDennyで、わたしはもう終わっていますけれど。氷じゃお腹にたまりませんけど。

 Dennyはなんだかのんびりしているけれど、わたしはこういういい加減なのってきらい。朝ごはんは家庭犬の当然の権利でしょ。食べたいものは食べたいの!だんだんむかむかしてきて、バトルがヒートアップしてしまった。

怪我をする前に捕獲された。
ケージの中では神妙な2匹。

 私の憤りが炸裂して、Dennyに激しくぶつけられた。あいつもこれが最後の男子の意地を見せて、雄雄しく応戦した。結局、余計な流血はいらないので、ケージ送りとなって時間をつぶした。

 やがて病院に行く時間が来て、一足先にママがDennyを外に連れ出した。この隙に、パパが朝ごはんを食べさせてくれたの。もちろん十数秒で終了。これよ、これ!わたしが満足して前足をなめているうちに、パパも病院に向かった

 1時間後、ママが帰ってきた。Dennyは診察室に入る時、あの大きな体で座り込んで断固拒否。まるで白いモップ状態で、待合室のみなさんに笑われたらしい。ママと副院長先生とお尻を押してやっと入室したんだって。

 なんだか落ち着かないので、長い散歩に出た。Dennyがいないとわたしは寝てばかりなので、運動量は3分の1以下かも。
 時々不安な気分になって暴れたくなる。ロープを持ってママを誘うけれど、人間相手じゃあまり面白くない。

 約束の4時にママは電話で様子を聞いた。結局、行方不明のひとつはお腹の中にあったので、開腹手術となったそうだ。今は麻酔からさめて、電話をしている先生の方をぼーっと見ているって。今晩はやっぱり病院でお泊り。明日お迎えにいくって。
 
 わたしもさびしいけれど、Dennyはもっとつらいだろうね。離れ離れの夜は初めて。

 おやすみ。ぐっすり寝てどんどん傷を癒して。