ぼくは、当然一人息子として初めての端午の節句をお祝いしてもらえると思っていたDenny。今日、我が家はお祝いどころじゃなかった。
きっと先日、ママが脈略もなく「にゃっとう」なんかブログにのせるからだ。
このラブ箱の中身が問題なんだな。
ママが朝の散歩の時、ドンキホーテの前の歩道で子猫を見つけた。手のひらにちょうど乗るくらいで、伏せの姿勢で頭が少し動くだけ。ぼくたちはじっと見守った。威嚇する野良猫ならBettyは全力で張り合うんだけど。
パパとママは微妙な顔をしてもぞもぞ話し合って、そのままにしてドンキホーテの周りをぐるりと回った。しかし期待むなしく、親猫は迎えに来ていなかった。
やっぱりそこで伏せをしている子猫を、ついにママが拾い上げた。ウンチ袋の紙の部分で包んで、軍手でまるでささげ持つようにして歩くママの後ろを、もっと歩きたいぼくたちを連れてパパが必死に追いかけたんだ。
やっぱりそこで伏せをしている子猫を、ついにママが拾い上げた。ウンチ袋の紙の部分で包んで、軍手でまるでささげ持つようにして歩くママの後ろを、もっと歩きたいぼくたちを連れてパパが必死に追いかけたんだ。
あまりに弱々しいから、きっと生き延びられないだろう。今朝はとても寒かったもの。でもカラスに食べられたり、自転車に轢かれるのはかわいそうだから、せめて家で看取ってあげようと決めたんだって。
始めまして。迷い猫です。
ノミやダニがぼくたちに飛んできたら困るので、ラブ箱(小)に古いタオルを敷いて、箱の下にカイロを置いた。そして砂糖水を綿棒でなめさせてみた。
白い砂糖じゃなくてキビ砂糖だから
おいしいはずよってママはいばる。
とたんに目が大きく開いて急にもぞもぞ動き出した。そこで、犬の歯磨きパウダーについていたシリンジを使ってもう少し飲ませてみた。
復活した。体が温まってくると動きもよくなった。
魚の骨みたいな細い歯がある。
むりやりあけて入れると、ごくん!
むりやりあけて入れると、ごくん!
生まれて2週間前後。雄。200グラムぐらいかな。
片目が少し涙目なぐらいで、健康状態はいいらしい。しばらくは数時間おきに猫ミルクを飲ませて、お尻を刺激して排泄を促す。お風呂はもうしばらく待ったほうがいいんだって。ノミがいないか気になるけれど、見たところ大丈夫そうだとか。それに、猫からぼくたち犬にうつる病気はないらしいので、とりあえず安心だ。
猫ミルクと哺乳器を買ってお世話を始めようと、勢いよく帰った来たMrs.ハリィとママ。ぼくたちはMrs.ハリィに会えて感激!
興奮しすぎたママがシニア猫用のミルクを買ってきてしまい、ダッシュで返品に行ったのには笑えた。
お店の方に「がんばって」って
それ、うまい?
猫ミルクを飲ませたり、排泄介助のお手本を見せていただいたMrs,ハリィ、どうもありがとうございます。ぼくたちも残ったミルクをなめられてごきげんです。妙なちび。
変な生き物。
出ます。出ます。
毛玉だらけの古いスキー帽
さすが保温力があるね。
http://www.lifeboatjapan.org/contents/baby_cats/
同時進行で、こいつの新しい家族を探さなきゃいけない。お散歩の度にご近所のみなさんに宣伝しなくちゃ。ぼくたちも協力しますよ。みなさん、よろしくお願いいたします。
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