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5/02/2011

Danny-Denny

 わたしは、診察台でうなぎみたいに逃げるBetty。Dennyの耳の診察のついでに、ちょっと診てもらっただけなんだけど。あわれDennyは、少し耳がかゆくて治療してもらったばかりなのに、今度はダニに襲撃された。(わたしはどっちもなんともないの。)


 今朝Dennyの右の目頭に目ヤニがあった。ママがいつものように払っても拭いても、弾力のある黒い粒は取れない。もしやこれは10年ぶりにお目にかかるダニかな?と、大騒ぎが始まった。(ブログのためにはこの段階で写真を撮るべきですが、ママにそんな心の余裕はありません。)

 唐突ですが、
Anny&Juddyの飼い主さんが遭遇した納豆に
ついにめぐりあいました。
パパのご先祖がお勤めした熊本城の納豆でした。
ありがたく頂いた朝の事件でした。

  10年前に一度だけ、ダニがCookieのまぶたの上についたことがあった。その日、ちょうど訪ねていらしたのが、Cookieのおじいちゃんとおばあちゃんの飼い主さん。お里のお里の奥様である。
 ママがここぞとばかりに相談すると、さすが熟練の技でぐるぐるひねひねっと上手に取ってくださった。今は確か鎌倉にお住まいのはず。まさか助けを求めにいくわけにもいかないでしょう。


 直径1mm足らずの粒に足があるかどうか、老眼が進むママにはよくわからない。パパもAoaoも虫が怖いので、ちっとも本気で見てくれない。つぶせば?と他人事のように言ってそそくさと会社に行ってしまったが、それでは残った頭の一部や体液が炎症を起こすらしい。
 ママはこのまま大きくなるまで待つのは不愉快なので、ネットで無難な駆除方法を検索してみた。いやいや、いろいろありますね。


 ①病院に行く → 最後の手段
 ②お線香で焼く → 言語道断
 ③アルコールで責める → 目の近くなので怖い
 ④お酢で責める → 目の近くなのでやや怖い
 ⑤氷で責める → Dennyは氷が大好物。欲しがって暴れる。
ダニもさぞかし酸っぱかったことでしょうね。
ママの手作りごはんで育った血を
ずうずうしく飲むからです。


 第一段階としては、④で挑戦するのが良識ある大人と思われるので、お酢と綿棒が用意された。

 綿棒にしみこませたお酢を塗ること2回。Dennyは実に静かに綿棒の攻撃を受けている。やがて、ダニはほろりと外れた。しっかり捕獲してお酢につけると、気絶したのか動きが止まった。目頭の噛まれたあともなんともないみたい。

 わたしはもめごとがいやなので、騒ぎの間は違う部屋で寝たふりをしていた。君子も犬も危うきに絶対に近寄らず、です。

お酢の湖に漂うブラック・ダニ
このお皿、もう使いたくないかも。

 朝のお散歩で会ったリリン&ファニーの飼い主さんによると、お酢で正解だそうです。Dennyのお里のMrs.ずの経験では、犬によってダニにからまれやすいタイプがあるらしい。


 夕方のお散歩につき合ってくれたMrs.ハリィの思い出はすごい!ハリィ大王から落ちたダニをビンにいれて水責めしたとか。憎い憎い吸血鬼ですからね。ところがそのまま一週間も生きていたんですって。この執念はダニの勝ちかも。
みなさん同じように
目の周りや耳、脇が狙われるそうです。
よーく見ましたが、わたしたちにはもういません。

 アウトドア派のみなさんは、ずっとダニと戦い続けていたんですね。実は我が家は犬のうなじにたらすあの薬を使いません。(副作用が心配とかそういう理由ではなく、抱きしめた時に首筋に薬がついていて、べたべたごわごわしているのが嫌だから。それで早10年とは。なんて愚かな・・・。)


 いままでみんなほとんど無縁だったのはどうしてかな?ハーブ系のシャンプー&リンスのせい?それとも虫が怖い家族が多いから、夏場はろくにアウトドア活動ができないから??

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