わたしは、この緊張感のある我が家の空気がいつまで続くのか、そろそろ気が重くなってきたBetty。これからが本番と聞いて、これは当分寝たふりに限ると決めた。
センター試験を受けた受験生の家族なら、よくよくご存知の河合塾のバンザイシステム。このネーミングのセンスとバンザイマークのかわいらしさに気を許してはいけない。
バンザイA判定B判定って写真を撮ろうとしたら
受験生を馬鹿にするなとAoaoに怒られた。
DennyはいつだってA判定気分ですよ!
今、ちょっと眠いけど。
大学受験産業のこの進化に、多くの大人たちは隔世の感を持つらしい。ママは感動にも近いものを感じた。
わずかな情報と教師の経験と勘、あとは受験生の根性で、赤本抱えて試験にぶつかっていった時代は終わっていた。
現在は大多数の高校と予備校の連携による、データ収集、分析、レポート作成の立派なシステムが出来上がっていたんだ。予備校の主催する有力な合格判定基準データシステムは現在3つもある。
19日にはネット上で各システムのデータが公開され、おかげでわたしたちの散歩は暗くなってからになってしまった。最後のバンザイシステムの公開が5時過ぎだったからね。ママは判定のボタンを押す時に、ふふふ、窒息しそうだったよね。
昨日あたりから個人データシートがまとめられて、高校や予備校で個人面談が行われる。Aoaoは3つのシステムのデータを元に今後の作戦を決めてきた。
っていうか、もう自己採点を信じて進むしかない。マークミスだのなんだの考えていたら、どんどん萎縮してしまう。
足でみごとにバンザイ。
臆病心をけっとばして進め!
Bettyはとりあえず寝たふり。
AoaoのいとこShunShunのママからも、日々相談が飛び込んできている。赤ちゃん時代以来の協力体制らしいよ。
18年前1週間違いで生まれたいとこ同士が、同じように受験の荒波にもまれている。でもね、親や先生、そして膨大なデータが助けられるのは、実際はほんのわずか。あとは君たち次第なんだって。
これは日本の学生が明治以来ずーっと挑んできた荒波なんだから、根性出して乗り切って。行け行け!
わたしたちは英国伝来の犬だけど、お座りと伏せと、待て、つけ、ぐらいでいいでしょ。アジアのガリ勉たちとは違うんだから。
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