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1/11/2011

Omotesando Debut

  わたしは、新宿御苑の近くがドッグカフェデビューだったBetty。あちこち出歩き出した頃から、いろいろあってすっかりご無沙汰していたけれど、こういう場では結構クールに振舞える・・・はずだった。


 あまりに自宅待機が続いた我が家は、ちょっと気分転換をすることにした。連休の初日Aoaoの登校日に合わせて、都心に散歩にやって来た。学校は1~2時間で終わるので、それまで近くをうろうろすることに。パパが楽しみにしていたDennyの都心デビューの始まりだ。

あまり人も犬もいない静かな時間帯。
自転車も少なくていいね。

 最初は外苑前。一昨年Cookieと来たベンチにDennyを連れてきた。最後のお出かけになった場所だ。あの時とは違って、イチョウもすっかり葉を落としているからか、カメラ人間たちもいない。犬も少ない。体育館やグラウンドに向かう高校生たちとすれ違うだけの、静かな朝だ。

だれもいない絵画館前。
知らない街を探検するのはなかなか緊張する。
いろいろな匂いにどきどきするね。

 さらにパパのしたかったことが続く。人通りのない表参道だ。は?犬と表参道って何の関係があるの??

シャネルの匂いをチェック。

今年のクルーズラインの足元もチェック。

ルーツは同じく英国だからって
ここにDennyを立たせなくても。

 普通なら気が引けるお馬鹿な写真撮影も、閑散とした朝なら勢いでやってしまえるものらしい。人ごみに連れ出されるのはわたしたちも勘弁して欲しいので、社会勉強としてはまずまずでしょう。Dennyは緊張はしているものの、落ち着いて歩くことができていた。未知の音や匂い、建物や通行人をじっと観察している。

 ようやくカフェに。朝から犬連れでお茶が飲めるところがいくつかあるのだ。
 どうしてこういう場所にわざわざ犬を連れてくることを人間たちが喜ぶのか、わたしたちにはまったくわからないんだけれどね。


 そう文句が出るのを予測したママは、砂肝を煮て焼いておやつを作ってきた。

 ここはエコファームカフェ 632。横に駐車場があるからってパパがなんとなく決めたんだけれど、正解だ、大当たりだと威張っている。
 中庭みたいなテラス席は広々としていて、当然こんな寒い朝はそこには誰もいない。中は暖かそうで、みんなそっちでおいしい朝ごはんを食べている。並んだパンもおいしそう。

 スタッフのお嬢さんが寒いだろうとひざ掛けを持ってきてくれて、さらにストーブを近づけてくれたんだけど・・・。
 でもね、でもね、こんな大きなストーブがゆらゆらと近づいてくるわけですよ。お嬢さんは影に隠れて、大きくゆれるストーブしか見えないし。

右端が問題の巨大ストーブ。
こういうストーブってよく見るけれど、 
意外にも軽いんですね。

 私は死に物狂いで吠え立てて応戦し、いただいたボウルのお水をパパの足にぶちまけた。意味不明のまま呆然としていたDennyも一応付き合いで吠えたので、非常に恥ずかしい状況に陥ったみたい。

 ストーブにもお嬢さんにも敵意はないことは明白なので、すぐにわたしの猛る心も落ち着いて、持参の砂肝で人心地ついたわけ。ここからは名犬Bettyの復活です、はい。

 パパは濡れて凍りそうな足首に顔をしかめつつ、やっと2匹で表参道のカフェに来ているんだと感慨にふけっている。どんな感慨なのかな。

 ママはといえば、砂肝に視線を集中させたまま微動だにしないわたしたちの相手をしている。適当なタイミングで砂肝を補給しないと、Dennyの滝のようなよだれが、わたしの漆黒の頭や顔を白くしていく。これは計算外だったみたいですね。 

 実に見事な正座をしています。
決して姿勢が崩れません。
 砂肝はべたべたしないから
お出かけのおやつにいいかも。

 さて、Aoaoの下校時間だ。学校近くまで戻ることに。人間たちの勝手な気分転換につき合ったわたしたちも、車の後ろでゆっくりできる。

 と、思いきや、後ろを妙な格好のバイクのおじさんがずーっとついてくる。(単に道が一緒だっただけらしいけれど。)こういう人は我が家の近くにはいない。Dennyがうなりだし、わたしも応援する。来るな!来るな!246号線は絶叫ロードと化した。
 やっぱり社会見学は大騒ぎた。