ぼくはやっと散歩が再開となったDenny。
アスファルトの上ではなく、土の上の方がリスクが少ないということで、Bettyと別行動でママと公園に行った。といっても、我が家の東南側の下だけれど。
このマンション群の中にはいくつか公園や広場があって、犬が入ることができるところ、できないところがある。北西の窓の下の芝生の公園は、気持ちよさそうだけれど犬は入ることができない。
ここでなら、ぼくはひとりでも走る走る。
あっちにふらふら、こっちにふらふら。
でも厳しい現実がある公園だった。
誰もいない早朝の公園でのびのびとはしゃいで、ふと見るとぼくにもつかまえられそうな小さなスズメが1羽。巣立ったばかりなのかな?
やはり、カラスがフェンスの上から凝視していて、殺気を感じたママが「危ない!」と叫んだ。
するとアニマルプラネットみたいに、本当に親スズメが現れて低く低く飛んで、子スズメに襲いかかるカラスの注意をそらそうとしている。
そうか、子スズメはちゃんと飛べないんだ!なんだかわからないけれど、ぼくたちも駆けつけた!
しかし、その勢いで1羽を追い払ったと思ったら、別なカラスが横に逃げた子スズメをつかんで、地面にたたきつけていた。そして、引き裂き始めた。
お終いだ。親スズメは叫び続けている。そっと立ち去るしかない。
弱肉強食は自然の掟だ。勝手にママはスズメ親子に肩入れしたけれど、カラスにもカラスの事情がある。
おとぎ話みたいに甘いぼくらの世界。
何かあれば、あの親スズメみたいに
お互いを守れるかな?
家に帰ってパパやAoaoに報告すると、異口同音に「Bettyがいたらなあ・・・」だって。
この春鎌倉の海岸で、何匹ものトンビやカラス相手にBettyが大立ち回りをしたことを思い出していたらしい。
やつらは人間の食べ物をねらって襲いかかるって有名だよね。 Bettyのおかげでうちの家族の周りだけ一羽も近寄れず、ゆうゆうとAoaoはお菓子を食べていたんだって。なんでそんなところでお菓子を食べるのかなあ。
リードを持たされて一緒に戦う羽目になったのはもちろんママ。相当恥ずかしかったことだろうね。
やつらは人間の食べ物をねらって襲いかかるって有名だよね。 Bettyのおかげでうちの家族の周りだけ一羽も近寄れず、ゆうゆうとAoaoはお菓子を食べていたんだって。なんでそんなところでお菓子を食べるのかなあ。
リードを持たされて一緒に戦う羽目になったのはもちろんママ。相当恥ずかしかったことだろうね。
「人間社会だって厳しいんだから、世間のカラスに食べられないよう気張ってらっしゃい!」って2人を送り出したママ。朝から一言多いって2人ともむっとしていたよ。
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