ぼくはホッキョクグマにも似ているらしいDenny。なんでもいいから理由をつけて騒ぎたいのが、うちの人間なんだねえ。
10月4日のNHKBSハイビジョンで再放送された「白くまピース~日本初・人工哺育の全記録」を録画して観たパパとママ。これは実に珍しいことなんだ。
愛と感動と涙の動物モノは、まんまとはまって泣いてしまうから、この家族は一切観ない。Cookieを飼って以来、最後に永遠のお別れつきの犬の映画も拒否している。そろって活字中毒なのに、そういう犬の本も絶対に買わない。
白くま時代の赤ん坊のぼく。
あんなにおなかが
パンパンに張っていないよ。
ところが今回、予告CMで観た子グマの様子がDennyに似ていたので、何気に録画していたらしいんだ。この番組は久々にズシンときたみたい。集中力が散漫なパパも2時間近く真剣に観ていたよ。ママったらいちいちおかしな叫び声をあげるから、こっちまで気になっちゃうよね。
詳しい内容はこちらから。
飼育日記ホッキョクグマ「ピース」
ピースはCookieと同じ年に生まれたんだね。
ピースが水に濡れて地肌が透けるところ、ぬいぐるみを振り回して人間の子どもと遊ぶところ、確かにぼくら英ゴルの親戚みたいだよ。
クマの赤ん坊って生まれた時はぼくらとたいしてかわらないから、感染症の心配がなければ兄弟に混ざってもいいくらい。とらママはいやかな?
そうそう、ぼくらの前足も大きいけれど、クマの手ってどうなってるんだろう。
生後100日あまりだった人工飼育の生存記録を書き換えて、10歳を超えるまで育てている飼育員さんの熱意と努力に誰もが圧倒されるだろうね。
犬ミルクを薄めて飲んでいたなんて意外だし、離乳食の鳥ミンチに入っていた小さな鳥の骨で内臓から出血しちゃうのもびっくりした。鳥の骨が怖いって言うのは本当なんだね。
でも、ピースはあくまで動物園のクマなんだ。それにホッキョクグマは地上で最大の肉食獣。どんなに育ての親との絆があっても、ぼくらのようにいつまでも一緒にはいられないんだ。こうやってハグすることも、もちろんプロレスすることも、もう許されない。
何がピースの幸せなのか考える飼育員さんの試行錯誤に、やっぱりうるうるするよね、ママ。
NHKの回し者みたいだけれど、録画には地震津波情報が入って見にくかったので、DVDを買っちゃおうかなあ、と真剣に考えているらしい。
待っていれば再放送するんじゃない?ってBettyはクールだ。
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