ぼくは赤ん坊の頃から冷蔵庫の角氷が好きなDenny。
ぼくは期待に胸が高鳴る。Bettyは考えている。
でも灼熱の日々が続き、散歩は早朝とはいえ耐え難い熱気につつまれるので、帰ってきてからクールダウンの一環としてなめさせてみた。
ぼくは上手に口の中で転がす。
まるでキャンディみたいに。
Bettyには手の平にのせてなめさせてもらう。
ひんやーりしている顔。
ママは観察の結果、口のサイズが問題なのだとわかった。彼女は決して氷がきらいなのではない。
Dennyよりはるかに口が小さいので、角氷を口の中で動かすことがむずかしい。口をあけてくちゃくちゃする趣味もない。同じ場所に含んでいると、冷たさに耐え切れず吐き出してしまう。
「だって、冷たいんだもの」って訴えているうちに、いらないのかと思われて片付けられてしまうんだ。
ゆっくり手の平でなめさせているうちに、暑いときは氷っていいかも?って思えたのだろうか。ある程度小さくなったらなんとか口の中で転がせるようになった。
でも、氷だけはBettyの倍のスピードで噛み砕いてしまうぼくは、そんな彼女の隙を逃さない。ちょうだい攻撃の開始だ!
ちょうだい、ちょうだい。
上手に食べられないなら、ぼくにちょうだい。
けっこうしつこいぼく。
口が冷えているとBettyは反応が弱い。
どうしてBettyは怒らないのかな?Cookieはあんなにけじめにうるさかったのに??って人間たちは不思議に思っている。
でもね、ジャーキーだと犬が変わるよ。
比較的やわらかいジャーキーを一本ずつもらったはずが、一気に噛み砕いて飲み込んで、ぼくの分を横取りするんだ。絶対にかなわないから、ぼくは何もできないんだ。
このスピード感と迫力はゴルの飼い主さん方には理解できないかも。取り返されるぐらいなら飲み込む!っていう執着心はさすがラブ。おっと、ビーグル軍団には負けちゃうかな?
このスピード感と迫力はゴルの飼い主さん方には理解できないかも。取り返されるぐらいなら飲み込む!っていう執着心はさすがラブ。おっと、ビーグル軍団には負けちゃうかな?
実はBettyの方が、どうしてぼくが怒らないのかなって思っているのかも。
Bettyがあわてて飲み込んですごく危険だから、2匹一緒には大きなジャーキーを食べさせないって、ママに決められた。どんな骨もガムもだめ!氷だけ。
あーあー、とばっちりだよ。氷みたいにゆっくり食べてよ、Betty。時々別々にもらうからいいんだけれどね。
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