わたしは、ハイヒールみたいな華奢な足のBetty。もちろんラブとしては、だけれど。すばやい引きにはご注意ください。
対して、Dennyはトレッキングシューズみたいなでかい足をしている。まだ体がグニャグニャしているので、大魔神の酔っ払いみたいな歩き方になる。子犬とは思えないすごいパワーなんだよね。
2匹だとすごい勢いで行進する。
前に出すぎだって!
のろまのDennyはマンション横の広場でぐずぐずしているうちに、通りかかるいろいろな犬仲間に出会ってごあいさつ。しめて10頭ぐらいかな。
ひとりになると暑さが身にしみる。
歩くのがかったるいよ~。
消えちゃいたいよ~。
ハリィ大王の飼い主さんMrs.ハリィにも、先日亡くなったキック女王の飼い主さんMrs.キックにも会えた。わたしたち姉弟は、この人たちだけには体当たりで飛びついてもいいって知っている。うちのママが勝手に許してしまった。ちょっと激しく甘えすぎかな。
その後DennyはMrs.ハリィにリードを持ってもらって、夕涼みしていたハリィ大王とMr.ハリィに会いに向かった。
ちゃっかり楽しているね、ママ。
途中でわたしも合流。彼女がそのままDennyを連れて歩いてくれるそうなので、ママがわたしを、幸運なAoaoは手ぶらで家に。
Mr.ハリィとのんびりしていたハリィ大王にごあいさつした後は、急遽DennyをMrs.キックにバトンタッチ。夏休みのMr.キックをびっくりさせに、彼女のお家に寄ることになったのだ。
実はキック女王の家は、我が家と同じ棟の6階。しかも同じ位置のほぼ同じ間取り。Dennyは、わたしとママを残してエレベーターからさっさと降りていってしまった。なんの迷いもなく。
大笑いのMrs.キックのお話によれば、Dennyはそこがてっきり我が家だと思っていたらしい。冷水シャワー目指して玄関に飛び込んだものの、違うお宅だと気づいてその場で硬直。そのまま、入ることも帰ることもできない。Mr.キックにやさしくなだめられても、固まったままだったんだって。世界が突然変わっていたんだからね。結局びっくりしたのはDennyだったんだ。
我が家に戻るなり、Mrs.キックにお別れも言わずバスルームに突進していった。今日はいつもの散歩がずいぶん刺激的だったでしょう、Denny。
Dennyの散歩を代わってくださったお二方とも、でっかい子犬の馬鹿力を久々に楽しんでくださったようだ。なつかしい!っておっしゃっていたね。
今度はわたしのスピードも試してください。カラスと猫が視界に入ったら炸裂します。
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