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7/23/2010

Making small talk

 ぼくは、デニー・デップリと改名されそうなDenny。

 ここ数日、ぼくの足腰ががっしりしてきた気がしていたママだが、夜の闇の迫る中、英ゴル仲間のハリー大王とジュディ姫の飼い主さんたちに、しっかり触ってもらって承認をいただいた。確かに筋肉がついてきた。
 でもね、そこにたどりつくまでが大変だったんだ。

冷水シャワーの後のぼく。
夜の7時でもアスファルトの歩道は熱いよ。

 ママは夏バテが落ち着いたので、「2匹続けてほんのちょっと日没の散歩」を企画した。

 同じく日が落ちてからの散歩を考える犬仲間が多くて、おしゃべりしていると前に進まない。Bettyだけで予定の時間を軽く超過。AoaoにBettyの足を洗わせて、原っぱでのんびりしているハリー大王に謁見させていただくために、ぼくが出動。

 ぼくさあ、エレベータを降りたとたん、くじけちゃうんだって。やだよ。歩かないんだよ、もう。
 だいたいママがあちこちでおしゃべりしていたから、悪いんじゃないか。

 暑い中、これ以上大王を待たせられない!と、ママは18kg強を抱えて少し走って、貧血を起こして、頭にきて、ついに嫌がるぼくを引っ張ってどんどん前進した。

 あたくしについてらっしゃい!
 そうそう、この気合がないと犬はついて行かないんだ。リーダーにならなきゃでしょ、ママ。

 待っていてくれたMrs. ハリーにすごく甘えられたから、最高楽しかった。ええい、飛びつけ飛びつけ!って疲れたママは息も絶え絶えになすがまま。

 公園をはさんでほんの数分の距離なのに、マラソンしたみたいに消耗したね。帰りは恥ずかしながらジュディ姫に送ってもらったんだ。いつか、ぼくが守ってあげるよ。
 彼女がイングリッシュコッカーのハービーに上手にごあいさつしていたので、ぼくも真似しておとなしく自己紹介できたよ。

犬はお互いの匂いを嗅げば
延々としゃべらなくてもわかるのにね。

 帰ったらBettyが疲れたでしょって笑ってた。この町の犬は世間話にのんびりつきあう宿命なんだ。ご主人様の足元でつきあってくれたみんな、お疲れさま!

 待ちに待ったごはんの後は、歯磨きして寝ようね。

ビルバックのチキン味のペーストと
人間の赤ちゃん用の指歯ブラシが
Bettyの最近のお気に入り。

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