ぼくはこの家のパパと似ていると思うDenny。
Aoaoの学校の保護者会から帰ってきて、へとへとのママ。ぼくたちはパパとお留守番していたんだ。
人間のお母様用の服から、犬のママ用の服に着替えようと寝室に入ったとたん、パパの叫び声が響いた。
「あ~、デニ男~!ママ~!ママ~!」
ひとつ年上の人間の男の母親になった覚えのないママは、ものすごく不愉快なモードでリビングに急行した。
カバーの下にしみちゃったねえ。
すぐにぼくを抱き上げれば
おしっこ止まっちゃうんだよ。
まあ、重いけどさ。
ごめん、ちょっとパパとはしゃいでたら、ママのお気に入りの羽毛ドッグベッドにお漏らししちゃったんだ。でも、これはぼくの責任じゃなくて、パパのせいだよねえ、この家ではさあ。
ママの予想通り、お漏らしされたドッグベッドを前にパパは呆然と座り込んでいた。おしっこはどんどんしみていく。ぼくは状況をじっと見守っている。
ぼんやりしていないですぐ動くべし!と厳しい指示が出され、パパは後始末に追われた。いつもどおりの展開だ。
ママは20年間パパを甘やかさなかった。でも、あまり進歩もないらしい。
けっこうやばいね。
次は気をつけてよ、パパ。
だから、パパといると気がゆるむのかな。前回の失敗も、パパと遊んでいる時で、パパのベッドの上でだよね。あの時も、ママが来るまでのんびりしてたでしょ。ねえ、ぼくと似てる気がしない?
Bettyは、ぼくがこの頃しつこいからって、
すごく怒っている。
お散歩直前は荒れるのが子犬でしょ。
隠れたいけれど、もう入りません。
パパと一緒に受けて立つしかないんだ。
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