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6/12/2010

Criminal Minds

 わたしは少年犯罪捜査官Betty。
うちの子に限ってなんて、よくあるせりふだけれど、けっこう人間ってたかをくくって失敗するんだよね。


わたしの捜査報告をどうぞ。

 梅雨入り寸前のよく晴れた週末の朝、AoaoはDennyを外に連れ出して、マンションの下のベンチでゆっくりした。Cookieからの仲間たち、インディ、らら & あんずにごあいさつ。大柄で筋肉がきれいで、ラブらしく陽気なあんずのことがママは大好き。みんなが集まってくると、別行動でママと散歩するはずのわたしは気になってしょうがない。

 その後Dennyは疲れて寝たはず。しかし、仕事中のママがふと気がついて、犯行が発覚した。ばりばりいっていたのはおもちゃじゃなかったんだ。

足元でおとなしく寝ていたはずのDenny。
おもちゃを取ろうとして、
壁に爪があたって
ちょっと引っかいたら
これが最高におもしろい!
どんどんやるしかないでしょう。

 我が家では本や紙、パソコンのコードなど、仕事に関係するものをいたずらすると、ママの逆鱗に触れる。実は今回の壁は、なんとか直せるからそんなには困らない。でも、今後のため気分を非常に損ねたふりをする。
 こういう時、低い音でうなるんだよね、うちのママ。けっこう赤ん坊にはきついかも。かなりおそれいっている。まあ、Aoaoを叱る時の本気の大声の方が怖いけどね。

以前使ったペンキが残っているから、
上からちょいちょいちょい。すぐ乾く。

 壁紙が汚れるのは床に近い部分。犬が体をこすりつけたり、人間が何かをこぼしたり。そこでママは、去年1人でボーダーを貼って、下半分にこのバターミルクペイントを塗った。リビング半分と廊下全部だ。
 「大草原の小さな家」や「赤毛のアン」などをTVシリーズで見て育ったママには、懐古趣味の楽しいお遊びらしい。あいにくパパはプラモデルサイズ以上のDIYは向かない。

 ゴルフから帰ってきたパパにそんな話をしていた夕食後、2匹と遊んでいたら、Dennyに軽くガブ!耳をすっぽり口ではさまれて、ピアスを外された。痛みも何もなく、するりと外れて下に落ちたのだけれど、やはり相当怒ったふりをしたママ。人間も犬も危険なことにかわりないからね。
 昔、ママはCookieに片耳ずつ頭突きされて、ピアスホールが傷ついて血だらけになった。結局両方の穴がふさがって、去年9年ぶりにあけなおしたところなんだ。おなじく頭突きで唇もしょっちゅう切っていたらしい。

 あんなにおとなしく見えたCookieだけれど、若い頃はそれはそれはハイパーだったんだね。わたしはママを傷つけたことはないでしょう。よけるのがうまくなったのかもしれないけれど。
 それにしても、さすがのんびりゴル坊や。なにもかもソフト。
 ちなみに家族がもめている時、わたしは存在感を消してそっと逃げる。シーザー・ミラン風にいうなら、負のエネルギーは苦手。