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6/05/2010

Our Painful Friendship

 ぼくは二つの顔を持つ男、Denny。
おっとりおだやかな子犬だと一般には思われているらしい。しかし、神様がこの家にそんな動物を送り込むはずがない。


天使の顔をした悪魔の子Denny。

 Aoaoやパパは、Bettyがぼくののどや足を噛んで振り回すので危険だと心配している。しかし、ママはだまされない。

 Bettyのおなかのみみずばれを指摘。コートが黒くて見えないが、ぼくの歯や爪に相当やられているはずだと。戦いながら犬たちで加減しているはずだから、無理に引き離すと、よけいに歯が入ってしまう可能性があるかも。
 確かにおもちゃで遊ぼうって誘われても、途中で噛み付くのはぼく。ほんの子犬だからね。

 Bettyも身に覚えがあるんでしょ。でもつきあってくれるのは、ぼくのこと好きなの?バトルが好きなの??

2匹でお出かけなんでわくわくするねえ。
尻尾ぶんぶんで写っていないよ。

 昨日ぼくを預かってくれたMrs.ハリーが、ハリー大王のカートを貸してくれた。この体重ゆえに、だっこで外出して社会勉強できないぼくに、カートで出動のチャンスをくれたんだ。

 今朝、うちのパパとママはたいそう浮かれてカメラとBettyを連れて出発したが、浮かれていたのは人間だけではなかった。
 ぼくらは2匹だと盛り上がるんだ。ウサギみたいにぼくはカートから転げだすし、Bettyはぴょんぴょんはねてカートの進路妨害をする。

 結局、カートを壊す前にお返しすることになった。あと1ヵ月、マンションの下のベンチまで、がんばってだっこして連れて行ってください。明日は10kg超えるかも。今日は9.8kg。

 ぼくは、誘いの言葉をかけてもらうと、自分でトイレに入って用を足せるようにもなった。たいていはころあいを見計らって、人間がサークルにぼくを放り込む。用をすませたら出してもらえる。拍手も歓声もご褒美ももらえる。女子高生のAoaoがいてよかった。パパはほめ方が甘いね。
  もちろん、用を足すのが面倒で、「すぐ出して出して」ってお願いしたい気分の時もある。そこでAoaoの考えた裏技は、これ見よがしにBettyと遊ぶこと。そりゃあ、ぐずぐずしていられないよ。すぐいたします!

ぼくはどこでしょう?

 戦いすんで日が暮れて、ぼくはお気に入りの場所で眠る。このスペースにもぐりこめるのは、後どれくらいだろう。

さっき痛かった?
明日も夜明けからひと勝負しようよ。

 夕ごはんに初めてラム肉を食べた。うまい!いろんな肉がこの世の中にはあるんだね。