わたしは怒りんぼのBetty。
Cookieの同級生、ららとミクの飼い主さんがDennyに会いにきてくれた。
ごめんなさい、わたしはお客さんが来ると、ついついしつこく吠えてしまう。お客さんにおやつをいただくと、しぶしぶ我慢する。
ところが、お客さんが多い家に生まれたDennyは、まるで平気。われ関せず熟睡。抱っこされても起きない。
寝るときは、誰がいようととにかく寝る。
同じ頃ラブの女の子を飼い始めて、同じように大騒ぎして育ててきたみなさん。ミクには河原からレスキューされたMIXのハナ、ららにはわたしと同じ年のイエローラブ、あんずが一緒に暮らしている。
ラブにも多頭飼いにもくわしいみなさんも、これは犬種の違いなのか、彼の特性なのか考えてしまう。
わたしが人間におなかを出して甘えていると、
Dennyはすかさず襲ってくる。
赤ん坊は、おふたりがお帰りになるときも、玄関まで行って・・・いきなりごろんと寝ていた。お見送りって意味がわかっていないようだね。わたしは靴の周りでダンスしていたのに。
Aoaoみたいな女子高生たちは、子犬を見ると「カワイイー」って絶叫して、せいぜいチワワとレトリバーのどちらがカワイイかなんて論争するくらい。
しかし、ずっと犬を飼ってきた人間たちは、目の前の子犬のことを話しながら、自分の犬たちの幼い日のことを思って、さまざまな思い出に話はつきない。
こんなとき空の上からも、数々の先輩犬たちが見守ってくれている気がするね。
Denny、どうしてお客さんの前ではおとなしいふりをするの!
明日の午後は、ママがAoaoのPTA委員会なので、都心まで出かけていく。まだまだなにかと心もとないDennyは、ハリー大王の家で預かってもらう予定。
重くて重くて移動が大変な赤ん坊のために、Mrs.ハリーが大王のお散歩カートでお迎えに来てくださる。みんなが乗ってみたいあのカートだ。そして楽しいパピープログラムを計画してくれているそうだ。
わたし、犬の手作りおやつのエキスパートでもあるMrs.ハリーが大好き。わたしが子犬の時、どうして同じように預けてくれなかったの?ってちょっと残念。
シリアスな子犬時代のわたし。
わたしはママのストーカーだった。ママから離れて、勝手に違う部屋で寝ていられるようになったのは、実は最近だものね。
まるで違う子犬だったんだよ、わたしとDenny。
でも、一度余りにママの仕事が忙しい時に、ららのお家にお邪魔しに行ったんだ。ららパパがお迎えに来てくれたっけ。バスタオルでくるんで、宝物みたいに抱っこして連れて行ってくれた。
その後、あんずがららの妹としてやって来たから、子犬パワーは十分だったのかも。
今日Dennyは、カスピ海ヨーグルトをひとくち、ふたくち食べていた。これはサルーキのエルメスの飼い主さんからいただいた種を育てたもの。わたしはお散歩から帰るたびに、いつも食べている。また一歩赤ん坊がわたしに近づいてきた。
0 comments:
コメントを投稿