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6/03/2010

Our Wonder Puppy!

 わたしは怒りんぼのBetty。 
Cookieの同級生、ららとミクの飼い主さんがDennyに会いにきてくれた。
 ごめんなさい、わたしはお客さんが来ると、ついついしつこく吠えてしまう。お客さんにおやつをいただくと、しぶしぶ我慢する。
 ところが、お客さんが多い家に生まれたDennyは、まるで平気。われ関せず熟睡。抱っこされても起きない。

寝るときは、誰がいようととにかく寝る。

 10年以上ラブを飼ってきたおふたりも、Dennyを見てやはり首をかしげている。不思議でしょ。体はぐにゃぐにゃ、甘噛みは形だけ、吠えないし、まとわりついてもこない。動きも、こども番組のぬいぐるみみたい。ゆっくりのんびりの子犬の生活なんて。

 同じ頃ラブの女の子を飼い始めて、同じように大騒ぎして育ててきたみなさん。ミクには河原からレスキューされたMIXのハナ、ららにはわたしと同じ年のイエローラブ、あんずが一緒に暮らしている。
 ラブにも多頭飼いにもくわしいみなさんも、これは犬種の違いなのか、彼の特性なのか考えてしまう。


わたしが人間におなかを出して甘えていると、
Dennyはすかさず襲ってくる。

 では、こいつの激しく動いているところをお見せしましょう。わたしはおもちゃをくわえて誘ってみた。すこし本気のバトルを見て、やっと元気な子犬だと納得してもらえたようだ。
 赤ん坊は、おふたりがお帰りになるときも、玄関まで行って・・・いきなりごろんと寝ていた。お見送りって意味がわかっていないようだね。わたしは靴の周りでダンスしていたのに。

 Aoaoみたいな女子高生たちは、子犬を見ると「カワイイー」って絶叫して、せいぜいチワワとレトリバーのどちらがカワイイかなんて論争するくらい。

 しかし、ずっと犬を飼ってきた人間たちは、目の前の子犬のことを話しながら、自分の犬たちの幼い日のことを思って、さまざまな思い出に話はつきない。
 こんなとき空の上からも、数々の先輩犬たちが見守ってくれている気がするね。
Denny、どうしてお客さんの前ではおとなしいふりをするの!

 明日の午後は、ママがAoaoのPTA委員会なので、都心まで出かけていく。まだまだなにかと心もとないDennyは、ハリー大王の家で預かってもらう予定。

 重くて重くて移動が大変な赤ん坊のために、Mrs.ハリーが大王のお散歩カートでお迎えに来てくださる。みんなが乗ってみたいあのカートだ。そして楽しいパピープログラムを計画してくれているそうだ。

 わたし、犬の手作りおやつのエキスパートでもあるMrs.ハリーが大好き。わたしが子犬の時、どうして同じように預けてくれなかったの?ってちょっと残念。

シリアスな子犬時代のわたし。

 ママとしては、お家が定まらなくて不安でいっぱいなわたしが、納得するまでママやCookieにくっついていればいいと考えたみたい。
 わたしはママのストーカーだった。ママから離れて、勝手に違う部屋で寝ていられるようになったのは、実は最近だものね。
 まるで違う子犬だったんだよ、わたしとDenny。

 でも、一度余りにママの仕事が忙しい時に、ららのお家にお邪魔しに行ったんだ。ららパパがお迎えに来てくれたっけ。バスタオルでくるんで、宝物みたいに抱っこして連れて行ってくれた。


 その後、あんずがららの妹としてやって来たから、子犬パワーは十分だったのかも。
 
 今日Dennyは、カスピ海ヨーグルトをひとくち、ふたくち食べていた。これはサルーキのエルメスの飼い主さんからいただいた種を育てたもの。わたしはお散歩から帰るたびに、いつも食べている。また一歩赤ん坊がわたしに近づいてきた。

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