今日は、Mrs. マックが、スタンダード・プードルのリリ姉貴4才を連れてきてくれた。
先代の黒ラブのマックは、Cookieの初恋の人。フィールドタイプの黒ラブの雄なら、まさにかくありたいと思わせる、たくましくてかっこいい兄貴だったそうだ。
Mrs. マックは、Cookieにお花を持ってきてくださった。Cookieもよろこんでいるよね。ママは、Cookieは空の向こうでマックを絶対に探し出して、また甘えているような気がしている。
寝室の思い出コーナーにお供えしました。
ぼくたちこの部屋で一緒に寝ているんだ。
以来このリリ姉貴にBettyはなぜか絶対服従。お散歩で会うと、お供しますって感じで、一緒に周囲をにらみつけながら歩く。「レディース」って言葉、今も通じるかなってママは笑う。
しかし、家の中はぼくたちの「群れ」のテリトリー。お散歩での関係がどう変わるか、ママは実はドキドキしていた。
最初はぼくたち2匹はサークルに閉じ込められ、リリがこの家をチェックし終わるまで待った。扉が開いてはしゃいで飛び出したぼくだが、やはりBettyは一歩引いて礼儀正しい。
お初にお目にかかります。Dennyです。
こんなふうに遊んでいます。
けっこう荒っぽいです。
最初の緊張が解けて、ぼくたちのバトルなどをごらんに入れたぐらいから、Bettyが変わってきた。よその家で神妙にしているリリ姉貴ならなんとかなると見たらしい。
いままでバトルを誘ったことなどないのに、しつこくあおる。そういう話なら、ぼくも一枚噛まなくちゃって、ぼくもリリ姉貴を追い回す。英ゴルのジュディにやったみたいに、2匹の群れで狩りを始めたんだ。
ぼくと体重は1キロしか違わない小柄なリリ姉貴だが、フットワークは何十倍も違う。だんだん興奮する3匹。
これが楽しいバトルで終わるかどうか、ちょっと微妙なところ。
もちろん小心者のママが許すはずがない。念のため装着されていた首輪でBettyは捕獲。気持ちが少し治まるまで止められた。
いい気になって先輩をからかっていたぼくは、気がつくと味方のBettyは囚われの身。当然ひとりでは戦えないので、ピアノの椅子にもぐってごまかすしかない。お上品なリリ姉貴が、許してくれて助かったよ。
でも、しばらくすると誰かしらまた始めたくなるんだ。とにかく、興奮が高まらないうちに、捕まえるかおやつで気をそらすことを繰り返すうちに、疲れて3匹はお昼寝。
ママたちは、ラブとゴールデンの違いなんぞをおしゃべりする時間がたっぷりできたでしょ。
ごめんなさい、リリ姉貴。ぼくらは群れになるといい気になっちゃうらしい。でも、また来てくれるかな?リリ姉貴は動きがかっこいいんだ。ぼくが真似するのはむずかしいけれど。
やさしいMrs. マックは、Bettyの新しい家族探しの際、Mrs. ず から送られた画像を見せてくれた。移送中の車の中で撮影されたそうだ。こんなに心細げな子犬が、先輩を追い詰める今どきの若い娘になるなんて。
だれもわたしを愛してくれないの・・・。
ちょっとばかり激しい赤ん坊だから。
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