ぼくは、ときどき目元がりりしいDenny。
一歩間違うと、目つきの悪い可愛げがない小僧だとBettyは笑う。
NATIONAL GEOGRAFIC CHANNELで「ザ・カリスマ ドッグトレーナー ~犬の気持ち、わかります~」(原題 Dog Whisperer)が放映されている。かなり前にNHK BS2でも放映した「さすらいのドッグトレーナー」でおなじみのシーザー・ミラン(Cesar Millan)が、問題行動を起こす犬と飼い主をトレーニングする。
ママは彼の理論が好きだ。人間は「穏やかで毅然としたエネルギーで、群れのリーダーとして犬を従わせる」べきだと彼は言う。
実際にそのエネルギーを、しかるべきときにしかるべく出すのは難しい。安易に真似のできる矯正方法ばかりではないけれど、人間が持つべき心構えなどは参考になると思っている。
さらに今回の番組で気になるのは、「犬は今を生きている」という彼の持論だ。これはいろいろな場面で人間の勘違いを指摘する時に使われる。
たとえば、事情があってかわいそうな犬だったから、というマイナスの意識で接してはならない。過去にこだわって、偏ったしつけをするのは人間の勝手だ。
ごはんを待つ姉弟。
この角度ぼくがでかく見えるね。
10.4kgです。
最近やっと、格好悪いことだと反省して、なんとかする気になっている。でっかくなるであろうぼくに、真似されたら困ることがいくつかあるんでしょ。さあさあ、シーザーの番組をよく見て、立派なリーダーになってくださいな。しかし、カリフォルニアにも、へんてこりんな飼い主がいっぱいいるんだね。
しつこいの!ってBettyがお怒りだ。
まだまだ!!ってぼくは粘る。
ご想像通り、むやみに甘いのはパパ。「穏やかで毅然としたエネルギー」とやらを、人間向けにもみせてもらいたいと、ママとAoaoはにやりとする。
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