ぼくは、恐ろしいママのところに来てしまったDenny。
朝の雨が上がったら、急に気温が上昇。涼しいところを求めて、今日もさまよう生後2ヵ月半のぼく。そんな箱入り息子のぼくに、ママはいたずらをしかけた。
洗濯物を干していたママは、ベランダでカナブンをみつけた。長野の山の中の小さな村で子ども時代を過ごしたママは、虫なんか平気。大喜びで手に握って家の中に持ち込んだ。
ご想像通り、「ブログにご対面シーンを載せましょう」なんて、ぼくの前にカメラを構えて正座。
「ほ~ら」と見せたら・・・、のろまなはずのぼくが、いきなりパク!
ママの絶叫とともにカナブンは口からひきずりだされ、ベランダの向こうに投げ飛ばされてしまった。だから、写真はない。ぼくも味わう暇も無かった。
暑いんだけど、Bettyと遊びたいんだ。がぶがぶ。
ぼくはちょっとしつこいかも。でもそばにいたいんだ。
昔、ママの親戚の家に柴犬のショードッグ、ジュリーがいた。ブリードもしていたお嬢様で、やんごとない子犬がいる時など、ママは頻繁に訪ねていたらしい。
かなり風変わりな小学生だったママは、ある日道端で捕まえた赤とんぼを、授乳中のジュリーに見せた。
30年以上前にも今日と同じことが起こり、ママの手にはほんのり赤い羽根だけ4枚残った。汗ばんだ子どもの指にくっついた羽はなかなかとれず、けっこうトラウマになったはずなのに・・・。
発想が小学生のままって、どういう人生を送ってきたのかな。
赤トンボ入りの母乳を飲んだ子犬たちの子孫が、今もどこかにいるんだろうね。
もう、うるさい!わたしがおまえを食べるわよ!!
2 comments:
イナゴも蜂も食用にできるし???
結構カルシウムとか豊富そうで美味かもですね???
30年前に小学生ってことは
え~と 小学1年生が6歳で・・・
30年前に高校生だった ず
私と同じく「新人類」と呼ばれたMr. ず。
30年・以・上・前というところに「もののあわれ」を感じていただきたいですね。
虫愛づるママより
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