わたしは、おとなしいと誤解されるBetty。
お散歩で会う方の多くは、わたしのことを年の割りに落ち着いた娘だと勘違いしている。
でも、生後3ヵ月頃家の中でCookieにあまりにからむ時、わたしを抑えるためにリードをつけられて以来、わたしにとって首輪とリードは束縛の印。
お散歩デビュー直後は、リードを引っ張ろうものならママは石になって動かないので、200mを30分かけて往復して終わった。最近はけっこう甘いものの、好き勝手があまり許されないので、ものすごく我慢しているに過ぎない。
ノーリードのわたしは、危ない女。特に見知らぬ訪問者には容赦ない。
だれ?誰が来たの?
リビングの横のAoaoの部屋のエアコンを買い換えたので、今日は取り付け工事があった。サービスの方がやってきて、約1時間半かけて取り付けてくれた。当然、わたしはむかつく。
まず、2匹ともリビングのサークルに入れられたが、あまりにうるさいので寝室のクレートにそれぞれ格納。
ここで、ママが余計なことを思いついた。このまま怒れるBettyといたらDennyも、来客の度に逆上する犬になってしまう。怒るより慣れろだわ!
そこで、Dennyに首輪とリードをつけ、リビングで工事を見学することにした。大物Dennyは電気ドリルの音にややビクつきつつ、ママの足元にお座りして静かに見ていた。嫌いなはずの首輪も、噛みたいだけのリードも気にせず、すべてをじっと見ていた。
30分後、さらにママは余計なことを思いつく。
ほんの2歳のBettyは、まだいかようにも育てられる。うるさい子だとあきらめず、少しずつ慣らしてみよう。人のよさそうなサービスマンなのをいいことに、勝手に犬のしつけを始めているママ。
Dennyと交代で、リビングに来たら、Aoaoの部屋に誰かいる!ママが「座れ」だの、「静かに」だの言っているような気もするけれど、聞こえなかったことにする。
あいつは何なの、どうしてそこにいるの、帰ってよ、出て行ってよ!!リードを離してくれたら退治するわ!
ちょっと肩貸して。あれは誰なの??
それからまた30分、「来客を威嚇しないほうがいいことがあるジャーキー作戦」が続いた。
ママはわたしの集中力をほめたけれど、わたしの一挙一動を監視し続けたママも相当しつこい。B型人間ってみんなこんな風なの?もちろん写真なんて一枚も無い。真剣だったから、そんな余裕はなかったんだ。
サービスのやさしいおじさん、うるさくてごめんなさい。ママのコマンドも珍しく人前なのに本気だったから、怖かったでしょ。いつもは温厚なお母さんのふりをしているけれど、本当のコマンドは低い声できびしいんだ。
ママの試みがいつの日か成功すれば、わたしは淑女になり、Dennyが紳士になっているはずだけれど、どうかな。あきやすいのもB型だからね。そのくらいの方が息苦しくなくていいけれど。
3 comments:
低い声のコマンド・・・・・・
怖そぉ~~~。
デニママの優しそうなギャップと
有り得そうなあまりの恐怖感に
名前すら入れ忘れてしまった。
Mr.ず
どうぞかわいいMrs.ず にお伝えください。
気合の入った低い声は、
人間にも効きますよ。
いくつになってもあきらめないで
ビシッとしつけましょう。
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